川崎Fが30日、チームのオフを利用してU-18が参戦中のプリンスリーグを盛り上げた。横浜市内の日産フィールド小机での日本航空高戦に、高畠勉監督(41)をはじめ、ユース出身のDF吉田勇樹ら若手選手4人も応援にかけつけた。16日の磐田戦からチラシを巻くなどピーアールを続け、約1300人のサポーターも集まった。

 今季2部に初参戦も、残り3戦を残し、ここまで12チーム中10位と低迷。下位3チームが自動降格するだけに負けられない一戦だったための異例の応援だった。「他チームではユース所属のままトップで活躍する選手もいる。選手たちの意識が少しでも変わってくれればうれしい」と話す熱心なサポーターも。大一番を4-0と勝利をつかみ取ったイレブンに「近い将来、僕たちと一緒にプレーしよう」とMF登里から直接のエールも送られた。