横浜の木村和司監督(52)が“左うちわ”の快勝を目指す。チームは28日のリーグ大宮戦で、前節G大阪戦に続く連勝を狙っている。木村監督は、G大阪戦後の監督会見で、自筆メッセージ「ちゃぶれ!」がプリントされた扇子を取り出し、自身を仰いで取材陣を笑わせた。敵地で行う大宮戦ではひそかに、大量点で試合を早めに決め、ベンチでこの扇子を左手に持って仰ぐ“左うちわ”の披露を狙っている。「暑い中で応援してくれるサポーターのためにも、ちゃぶってほしいのお」と発奮を期待した。

 ちなみに「ちゃぶる」とは、同監督が現役時代、日産のチームメートとの間で頻繁に使った言葉で「(相手を)おちょくる、もてあそぶ、ほんろうする」などの意味の造語。また、この扇子は横浜の公認グッズとして販売中だ。