リーグ初制覇に王手をかけている首位名古屋は19日、愛知・豊田市内で通常の試合前のメニューをこなした。優勝の可能性がある湘南戦(20日、平塚)に向けて、しっかりと調整し移動。報道陣は約50人が集結する注目度の高さ。クラブハウスはごった返し、完全にVモードとなった。

 リーグ創設18年目での優勝が目前。ただ、GK楢崎正剛(34)は厳しい表情で「すべては(優勝)を決めてから」と、一切のスキをみせず、DF田中マルクス闘莉王(29)も「まだ何も決まっていない」。大黒柱の2人に、浮かれたムードはなし。このチームは慢心とは無縁のようだ。