日本代表DF永田充(27)が、移籍後初の練習試合にフル出場した。浦和は14日、J2京都と練習試合を行い1-1の引き分けだった。前半26分、右サイドを崩されて失点。しかし後半28分、けがから復帰したDF堀之内聖(31)のパスにFW高崎寛之(24)が相手DFとGKを振り切ってシュートし、同点とした。DF永田はオーストラリア代表DFスピラノビッチ(22)と組んでセンターバックで出場。相手FWのカウンター攻撃を防ぐなど、役割を果たした。それでも「もっと逆サイドにロングボールを供給できた。前半は相手の前からのプレッシャーで、ビルドアップもよくなかった」と、まず課題を挙げた。アジア杯から帰国後、休みを返上して指宿キャンプ初日からチームに合流して、1週間。「意外に90分できた。自信を持ってもいいところだと思う」と、手応えもつかんでいた。