来季のJ2への昇格を決めた町田ゼルビアの記念年賀状が17日から販売される。同チームと日刊スポーツ新聞社とのタイアップ企画で、新聞の号外調のデザイン。この年賀状には自分の写真をはめこむことができ「世界で一枚だけ」のオリジナルだ。

 さらに町田では今季最終戦後のセレモニーで選手が着用したものと同じデザインの「2011記念Tシャツ」(税込3500円)も販売中。22日まで町田ギャラリー2ほかで購入受付中だ。

 ところで、なぜ町田市にJクラブが誕生したのだろうか?

 もともと町田市は「少年サッカーのまち」として全国に知られ、サッカーが盛ん。81年の全国小学生大会ではFC町田が「つなぐサッカー」を展開して優勝し、それ以降、多くのJリーガーや日本代表を輩出してきた。「町田にプロサッカークラブを」という願いから、89年に町田ゼルビアの前身となるFC町田トップチーム創設され、それから22年越しの悲願が今季達成された。

 東京では、東京V、FC東京に次ぐ3つめのJクラブだが、関係者、サポーターは「東京で3番目のJチームではなく、サッカーのまち町田が生んだクラブ」と息巻いている。