<J1:東京1-1G大阪>◇第29節◇6日◇味スタ

 先制点はホームの東京が奪った。前半20分、MF羽生直剛(30)の左サイドからのクロスをFW大黒将志(30)がヘディングでゴール右隅に流し込んだ。G大阪は同37分、ペナルティーエリアやや外側でFKを獲得。MF遠藤保仁(30)が狙ったが大きくゴールを外した。G大阪は遠藤にいい形でボールが収まらず、チャンスの回数は少なかった。前半は東京が1-0のリードで折り返した。

 後半開始から、G大阪はFW平井将生(22)に代え、FW宇佐美貴史(18)を投入。同17分、その宇佐美が抜け出しシュートを放ったが、東京MF米本拓司(19)が体を投げ出して防いだ。少しずつリズムを取り戻したG大阪は同37分、CKからDF中沢聡太(28)がヘディングシュートを決めて同点に追いついた。その後は両チームともチャンスを決めきれず、結局1-1のドローで終了した。