本拠地の栃木県グリーンスタジアムが一部破損するなど、東日本大震災の被害を受けたJ2栃木が3日、J1大宮と練習試合(30分×4本)を行った。

 会場の埼玉スタジアムサブグラウンドには、大宮サポーターだけでなく、栃木サポーターも数多く駆けつけた。被災後初となる試合となったが、攻守に格上を圧倒し4-2で勝利。松田浩監督(50)は「いろいろな事が日常でなくなっている人たちがたくさんいる中で、僕らがサッカーをできる環境にいることは幸せ。それだけでモチベーションが高まる」と話した。

 栃木県内の避難所巡りも経験したDF渡部博文(23)は「生々しい話もたくさん聞けて、考えさせられることはたくさんあった。オレらの役割はサッカーで盛り上げること」。被災者へのメッセージをプレーに込めた。