<ナビスコ杯:鹿島1-0浦和>◇決勝◇29日◇国立

 鹿島が延長戦を含め120分間を戦い抜き、FW大迫勇也(21)の延長前半15分のゴールで1-0で9年ぶりの優勝を成し遂げた。主将のMF小笠原満男(32)は序盤から攻守の軸としてピッチに君臨。前後半90分を終えた時点で退いたが、存在感を示し「東日本大震災があって自分たちも練習ができないこととかがあったけど、それを言い訳にせず、パワーに変えようと思っていた。これまで結果が出ずにもどかしく思っていたけど、やっと応援してくれた人が喜んでくれると思う」と話していた。