<J2:横浜FC0-1岡山>◇第33節◇30日◇ニッパ球

 岡山のDF植田龍仁朗(23)が驚異のヘディングゴールで決勝点を奪った。後半24分に相手GKが蹴ったゴールキックをハーフウエーラインから自陣に入った位置で頭でクリア。そのボールのワンバウンド目がぬれたピッチで変則的に跳ねると、目測を誤ったGKの頭上を越えて、ゴールに吸い込まれた。推定でも約57メートル以上のヘディング弾に、「スリッピーだったのであのゴールにつながった。入ると思ってなかったからビックリしました」と目を丸くした植田。本人もビックリの長距離ゴールだった。