名古屋ドラガン・ストイコビッチ監督(47)が24日、調子の上がらないチームに対する不安の声を一蹴した。

 リーグ新潟戦(25日、瑞穂陸)に備え愛知・豊田市内で調整後に会見。今季ここまでアジア・チャンピオンズリーグも含め1勝2分け1敗と停滞モードだが「まだシーズンは始まったばかり。世界中のどんなチームだろうと、すべての試合に勝つことは難しい」と話した。

 ただ、新潟戦については「勝つことがすべて。だれが得点を決め、どうプレーするかより、勝つことが大事だ」と強調。美しいフットボールと内容を追い求める指揮官にしては珍しく、戦う前から、なりふり構わず勝ちをもぎ取る姿勢をむき出しにした。