仙台は20日、仙台市内で練習を行った。翌21日のホーム東京戦(ユアスタ)に向け、ミニゲームとセットプレーの確認という、いつも通りの試合前日メニュー1時間ほどで練習を終えた。右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷から復帰を目指すMF梁勇基(30)は、ミニゲームの控え組でプレー。急性胃腸炎で前日19日の練習に参加しなかったFW赤嶺真吾(28)も途中から別メニューだったが、元気な姿を見せた。

 手倉森誠監督(44)は梁について聞かれると「起用は今日考えたい」と笑った後で沈黙。得意のダジャレだったことに報道陣が一瞬気づかず“連係”が合わなかったが、気を取り直して「ウチは赤嶺、松下と東京からいただいてチーム力を高めた部分があるし、ある意味、因縁がある。東京は攻撃力のあるチーム。一番調子がいい石川を気持ちよくプレーさせないことが大事」と気合を入れていた。