<J1:鹿島2-1磐田>◇第21節◇11日◇カシマ

 満身創痍(そうい)の鹿島が逆転勝ちを収めた。前半3分に先制点を許す苦しい展開となったが、19分にMFレナト(27)の直接FKで同点。後半31分には途中出場のMF遠藤康(24)が勝ち越しゴールを決めた。チームは先月21日のチャリティーマッチを皮切りにリーグ戦やナビスコ杯、スルガ銀行杯など、この日までの22日間で7試合という超過密日程を消化。日本代表DF岩政大樹(30)は「連戦の最後で負けるのは嫌だった。1失点はしたけれど最後まで集中を切らさずにできたことが逆転につながった」と満足げに話した。