6日の横浜戦で相手と激突し、脳振とうで退場した柏の守護神菅野孝憲(29)が8日、15日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)全北現代(韓国)戦のプレーを熱望した。

 出場は監督が決めるとした上で「ACLには最低でも出たい。次の磐田戦(11日)も日数的には間に合う」と話した。医師からは細心の注意を払い、5日間で5段階の調整が義務づけられている。この日は第1段階として軽いランニングと器具を使用してのトレーニング。菅野は「だれでも取れるボールだけを取る仕事じゃない。(ケガも)勲章です」と笑顔だった。