<J1:甲府0-3大宮>◇第13節◇25日◇中銀スタ

 大宮が10人の甲府を圧倒した。開始58秒、甲府DF松橋がFWズラタンを倒してPKを与える。松橋には開始1分1秒(公式記録は前半2分)でレッドカードが提示された。そのPKをFWノバコビッチが決めて先制、20分にDF菊地、43分にはノバコビッチが豪快なボレーを決めリードを3点に広げて前半を終えた。

 ハーフタイムには、主審の判定に激高し異議を唱えた甲府・城福監督が退席処分となった。

 後半は甲府がペースを握る場面もあったが、終始大宮が冷静な試合運びを見せ、首位のまま中断期間を迎えることになった。ベルデニック監督(64)は「前半の戦いには満足している。後半は3、4回決定機を与えた。首位のチームなので、そのあたりはしっかりと修正したい」と話した。