<J1:湘南2-2浦和>◇第27節◇28日◇BMWス

 残留争いを繰り広げる湘南が、勝利を寸前で逃した。先制点を奪われながら、後半30分にFWウェリントン(25)がPKを決めて同点に追いつくと、同36分にインターセプトから攻め上がったDF遠藤航(20)が右からのクロスをヘッドで決めて逆転。逃げ切り態勢に入ったが、同44分にFW大竹洋平(24)が2枚目の警告を受けて退場し、数的不利になると、直後の同45分にまさかの失点を喫し追いつかれてしまった。

 この日は「残留圏内」の15位甲府が敗れたため、勝っていれば甲府との勝ち点差を6から3につめることができたが、それもならず。

 遠藤は「前から積極的にいく湘南スタイルは出せたし、できれば逃げ切りたかったけど、勝ち点1は取れたので。(甲府が負けたので)今日の勝ち点1は大きいと思う。下を向いていても仕方ないので、前向きにやっていきたい」と話した。