来季J2に降格する磐田は11日、元日本代表GK川口能活(38)との契約を更新しないと発表した。

 退団が決まった川口はクラブを通じ「まだまだ僕は頑張りたい気持ちが強くある」と現役続行の意思を表明した。今後は移籍先を探す。

 川口は静岡・清水商高(現清水桜が丘高)から1994年に横浜入り。ポーツマス(イングランド)ノアシェラン(デンマーク)を経て、2005年に磐田入りした。GKとしては180センチと小柄ながら、瞬発力に優れたセーブを武器にJ1通算421試合に出場した。だが、今季は後半から出番が減っていた。98年フランス大会から10年南アフリカ大会まで4大会連続でワールドカップ(W杯)の代表に選ばれ、国際Aマッチは歴代3位の116試合に出場した。