<J1:甲府0-4鹿島>◇第1節◇1日◇国立

 昨季15位の甲府が同5位の鹿島を迎え撃った。先制は鹿島。前半11分、MF遠藤康(25)の右CKにFWダビ(29)が頭で合わせた。続く26分、CKのこぼれ球を遠藤が押し込み、追加点を挙げた。2-0で前半を折り返した。

 後半に入っても鹿島が優勢だった。2分、MF小笠原満男(34)の右FKをDF昌子源(21)が頭でそらし、ゴールネットを揺らす。昌子のJ1初ゴールでリードを3点に広げた。

 一方の甲府は前半途中まで何度か好機をつくったものの、後半は見せ場なし。記録的な大雪で調整が難しかった影響か精彩を欠き、代替地の国立競技場に詰めかけた1万3809人の前で踏ん張り切れなかった。

 後半ロスタイムには、鹿島のダビが頭で2点目を奪って4-0。鹿島が14年シーズンを白星発進した。