<ナビスコ杯:東京0-2鳥栖>◇1次リーグ◇1日◇味スタ

 鳥栖DF安田理大(26)が数字にこだわって結果を出した。前半終了間際にゴール前に詰め、混戦からのこぼれ球を右足で今季公式戦初ゴール。ナビスコ杯で7年ぶり2点目、公式戦通算でも3点目に「ゴールなんて珍しいけれど、ゴール前に入っていけば得点のチャンスもある」と話した。

 日本代表候補に入りながらもW杯メンバーには入れなかった。ライバルのサイドバック陣は長友、内田、酒井高、酒井宏と海外組ばかり。インテルミラノやシャルケなどトップリーグで活躍する選手たちに「自分も海外(オランダ)でプレーしていたから、彼らのすごさは分かる。少しでも近づかないと」。そのためには「鳥栖で結果を残すこと。ちゃんと数字を重ねていくしかない」と、海外再挑戦と代表復帰を目標に話していた。