J2岐阜のFW難波宏明(31)が4日、次節の大分戦(7日、大銀ド)でゴールを決めれば、サンバダンス付きのギャグを披露すると宣言した。

 大垣市内でこの日行われた全体練習後、真剣な表情でピッチの回りを黙々と走るFW難波に、MF宮沢正史(36)が「走るねー」とちょっかいを出した。初めのうちは「トラップできません!

 ボール蹴れません!

 だから走ります」と謙遜の意味を込めて返していたが、何度も続く声掛けに「サンバ!

 ガンバ!

 ぼく難波!」とサンバの踊り付き?

 の即席ギャグで応えた。これには練習を見ていたサポーターも、大爆笑…とまではいかなかったが、笑顔になった。

 思わぬ形でギャグが生まれ?

 「宮さん(MF宮沢)が何度も言うので、ボケろということなのかなと思いました」と難波。「FWナザリトが決めてもやりますよ」とリーグ戦で7得点でランク5位に並ぶチームメートのゴールを祝福する際も使うつもりだ。

 大分は前節までホーム8試合で6度が無失点と堅守を誇る。この厚い扉をこじ開け、狩野英孝の「ラーメン!

 つけ麺!

 僕、イケメン!」に雰囲気が少し似ているギャグがピッチで披露されれば、岐阜の勝利は間違いない、はずだ?