<J1:名古屋1-1柏>◇第21節◇23日◇豊田ス
名古屋は先制点を奪ったが、後半に同点に追いつかれ悔しい引き分けとなった。
前半25分、MFレアンドロ・ドミンゲス(30)のFKからDF田中マルクス闘莉王(33)がヘディングで合わせた。ゴールポストに跳ね返るも、闘莉王がすばやく頭で反応し右端に先制ゴールを決めた。
しかし試合終盤に一瞬の守備の隙をつかれた。柏MF太田徹郎(25)に右足で同点ゴールを決められた。
名古屋西野朗監督(59)は「選手はタフに試合を進めてくれた。チャンスはあったが、追加点を取りきれなかった。内容的には納得しないといけない」とコメント。闘莉王は最後の失点に「守るときは、守る。やりきれない。もったいない」と、決めたゴールのうれしさよりも決められたゴールを悔しがっていた。
新潟から移籍後、MFで初先発し、後半途中から1トップでFWの位置に入った川又堅碁(24)も「あのポジション(FW)ではゴールを決めなければならない。代表?
まだまだです」と悔しさをにじませていた。