右膝外側半月板損傷で戦列を離れているC大阪の元日本代表MF山口蛍(23)の復帰が、10月5日清水戦(アイスタ)以降へと先延ばしになることが濃厚となった。21日、大熊監督が明かした。

 17日の練習での接触プレーで再び右膝に痛みを感じ、その後別メニューが続いていた。

 山口はこの日、軽めのランニングを行った後、室内でトレーニング。「監督に聞いて下さい」と多くは語らなかったが、指揮官は「まだゲームで全力を出し切れるかというと、そうではなく、慎重になった方がいい。早く使いたいが、彼の将来を考えたら完全に治した状態で出した方がいい。清水戦くらいに戻ってきてくれたら心強い」と話した。

 チーム関係者によると、右膝の腫れがひくのを待っている状態だといい、全体練習合流にはまだ数日を要する見込み。9月中の復帰は厳しくなった。