C大阪のFW南野拓実(19)が残留を懸けた大一番でゴールを決める。

 C大阪は30日、大阪市内で11月2日の甲府戦(ヤンマー)に向け練習を行った。

 17位とJ2降格圏に沈むC大阪は、勝ち点3差で、ともに残留争いを繰り広げる13位甲府と直接対決。降格圏脱出を目指して南野は「今年で一番大事な試合」ときっぱり。相手の特長である堅い守備を警戒しながらも「突破できるように仕掛けていきたい」と力強く話した。

 勝ち点3を奪うためにもエースのゴールが期待されるが、8月30日の神戸戦以来得点から遠ざかっている。「自分が決めるという意識は常に持っている。もっと仕掛けてもいいかなと思うし、シュートも意識的に打っていこうと思う」。若きエースの復活弾で、残留に向けラストスパートをかける。