大分は21日、ナビスコ杯横浜戦(20日・ニッパ球)の判定に関して、Jリーグの鬼武健二チェアマン(68)にDVDを添えた要望書を送付した。後半29分にFWウェズレイが横浜DF松田に足をかけられ倒れ込んだように見えた場面で、1度は松田に出た警告がウェズレイのシミュレーションだったとして判定が覆された。前半にもウェズレイがゴール前で倒れ込んだ場面もノーファウルとされるなど、この試合では大分に6枚の警告が出されたのに対し、横浜は警告1枚だけだった。「判定は覆らないが、不公平感があったように思える」と大分の原強化部長。抗議や意見書ではなく、判定の基準にぶれがあったのではないかとして、確認依頼書という形の文書を送った。