DF加賀健一(24)が、2戦連続で「FWレアンドロ」を封じる。J1磐田は2日、東京V(午後7時開始予定、国立)と対戦。前節神戸戦は2-3と逆転負けしたが、加賀は相手エースのレアンドロを徹底マークし、シュート2本の無得点に抑えた。くしくも東京VにもFWレアンドロが在籍するだけに「次もやってやります」と息巻いた。

 川崎Fを退団し東京Vへの移籍がささやかれているFWフッキに比べれば、恐れるものは何もない。札幌時代の06年、加賀はフッキと同僚だった。当時38試合で25得点をたたき出した助っ人の実力は、怖いほど知っている。「あの怪物がいなくて良かった」と本音を漏らし、レアンドロなど意に介さなかった。

 磐田は昨季、リーグ戦で4度の連敗を喫した。ここ10年で最多だった。「みんな気合が入っている。大丈夫っす」と、加賀は立ち直りを強調した。