福岡の「北京世代」そろい踏みで連敗ストップだ。DF柳楽智和(22)が20日ホーム鳥栖戦で、今季初先発する。五輪代表候補に復帰したMF中村北斗(22)とFW田中佑昌(22)の同期トリオが先発すれば、05年8月のJ2仙台戦以来2年8カ月ぶり2度目。柳楽は「おれが入ることで、チームの雰囲気を変えたい」と意欲を見せた。

 リトバルスキー監督(48)は「(前節まで)2試合で8失点して、何かを変えなければならないと思った」と、柳楽の起用を決めた。守備重視の今季は出番が増えると期待していた柳楽だが、DFルダン(32)やMFから転向した布部陽功(34)に先発センターバックの座を奪われた。ベンチにさえ入れなかったが、3月15日に紗千代夫人と結婚し「今の自分は、気持ちが折れない理由がある」と地道に練習に取り組んだ。今季初観戦する新妻の前で、負けるわけにはいかない。

 前節の右サイドから右サイドバックに戻る中村は「前に3人で先発した時は、終盤にPKを取られて同点にされた。今回は良い試合にして、代表合宿につなげたい」。右サイド田中と形成する「同期トライアングル」が、今季無敗の鳥栖に切り込む。【佐藤千晶】