清水は8日、鹿島戦(11日、日本平)に向け、三保グラウンドで約2時間の練習を行った。股(こ)関節痛で前節の新潟戦(6日)を欠場したDF児玉新(25)が練習復帰し、フルメニューをこなした。現在リーグ戦通算99試合出場。節目となる100試合出場が懸かる。

 新潟戦をテレビ観戦した児玉は「状態はぼちぼち。痛みは多少あるけど、しっかり調整したい」と、現在の状態を語った。新潟戦は0-3で完敗。練習でも沈みがちな状況だが「落ち込んで勝てるなら、する。いい練習をしないと」。停滞ムードを吹き飛ばすべく、積極的な声出しを心掛けたという。

 次戦はリーグ戦100試合出場が懸かる。記録に特別な意識はないが「100出る人はそんなにいない」。プロ入り当初は「とりあえず1(試合出場)」が目標だった。ゴールは未体験だが「次、決めるかもしれない」と、ちゃめっ気たっぷりに笑っていた。