京都が元韓国代表FW李東国(29=ミドルスブラ)の獲得に乗り出していることが9日、分かった。右アキレスけんを断裂してブラジルに帰国中のFWパウリーニョ(25)の選手登録を今後抹消し、海外クラブの選手獲得が可能となる7月からの加入を目指して李を第一候補に交渉を進めていく。この日の練習後、チーム統括も兼ねる加藤久監督(52)が「パウリーニョの登録を抹消し来季に復帰してもらう予定。その間に新しい外国人FWを獲得する」と明かした。京都関係者によるとクラブ幹部が李側と近日中にも直接交渉する予定。6月でミドルスブラとの契約が切れるため移籍金も必要ない。李との交渉が不調に終わった場合に備え、前清水の韓国代表FWチョ・ジェジン(26=全北現代)もリストアップしている。