浦和が、北京五輪代表MF本田圭佑(22=VVV)の獲得を断念した。21日、クラブの強化幹部が「(本田の)残留が決まった」と敗北宣言した。本田は欧州1部でのプレーを望んでいたが、獲得オファーはなく、残留してオランダ2部でプレーするか、浦和へレンタル移籍するかしか選択肢がなかった。最終的に前者を選び、本田が浦和へ直接断りの電話を入れたとみられる。この日、本田はVVVの練習場で「1部に戻れるかは自分次第。こっちで挑戦していく」と話した。