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名古屋、ホームで痛恨ドロー/ナビスコ杯

後半19分、名古屋FWヨンセン(右奥)がこぼれ球をゴールに押し込む
後半19分、名古屋FWヨンセン(右奥)がこぼれ球をゴールに押し込む

<ナビスコ杯:名古屋1-1大分>◇準決勝第1戦◇3日◇瑞穂陸

 名古屋が大分とのナビスコ杯準決勝第1戦を1-1で引き分けた。後半19分にエースFWフローデ・ヨンセン(34)がこぼれ球を押し込み先制したが、5分後に同点とされた。本拠で相手にアウェーゴールを与えての痛恨ドローで苦境に立たされた。初の決勝進出をかけ、7日にアウェー九州電スで行われる第2戦にすべてをかける。

 ホームで相手にアウェーゴールを許しての痛いドローだ。後半19分にエースFWヨンセンのゴールで先制しながら、その5分後に一瞬のスキを突かれた。相手エース、かつて名古屋にも在籍したウェズレイに同点ゴールを許した。決勝進出には第2戦、敵地で絶対に得点が必要になった。

 日本代表のアジア最終予選バーレーン戦(アウェー)のため遠征中のGK楢崎、FW玉田に加え、ぎっくり腰を発症したMF中村と3人の不動の主力を欠く苦境。ストイコビッチ監督はGK西村、FW巻と中村に代わりDF米山にキャプテンマークを巻かせ、ボランチで先発起用した。

 主力が抜けても変わらぬ強さを発揮するのがピクシー名古屋の特長。1位突破した予選リーグ6試合も同様に楢崎、玉田は1試合も出場していない。にもかかわらず5勝1敗の好結果を残し、楽々と勝ち上がった。指揮官の口癖は「我々はグランパスファミリーで、選手は全員がその一員。重要なのはだれがプレーするかではなく、どうプレーするかだ」だった。

 その言葉通り、ようやく先発で出場機会が巡ってきた巻は前半から持ち前の高さで相手の脅威になり、西村は後半2分に好セーブ。いつも通りの一丸の姿勢でホームで主導権を握ったが、勝ちきれなかった。

 ナビスコ杯の準決勝は大きなカベとなっている。過去6度4強入りしながら、いずれも阻まれてきた大きな関門だ。堅守を誇り、ホームでめっぽう強い大分を本来の攻撃的スタイルで崩しきれるのか。ストイコビッチ監督は「大分には守備をするために行くのではない。あと90分ある。我々の哲学はすべてのゲームで勝ちにいくこと。それは何も変わらない」と話した。

 [2008年9月4日10時42分 紙面から]


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