札幌新助っ人の選定は石崎氏に一任
コンサドーレ札幌が、来季監督就任が決定的な柏監督の石崎信弘氏(50)に、新外国人の選定を委任する方向性であることが29日、分かった。すでに外国人2人の新加入は決定的で、残る枠は「アジア枠」を含め2人。来季J2のチームの骨格になるDFを中心に獲得するとみられるが、そこに新監督の意向を反映。石崎氏にチームづくりの最後のピースを埋める作業を任せることになった。
来季札幌の就任が決定的な柏監督の石崎氏の眼力が、新外国人獲得に大きな影響を及ぼす。クラブ側は残る2人の外国人獲得を石崎氏に委ねる方針だ。三上強化部長は「新しい監督の意見を聞き、決めることが1番いい」と話しており、新監督の意見を聞き、新外国人を決定する構えだ。1年でJ1復帰を目指す来季に向け、まずは石崎氏の意見が反映された補強からチームづくりがスタートする。
新外国人の残る枠は「2」。スウェーデンリーグ・ユルゴールデンのFWチアゴ・カリーノ(23)、コロンビアリーグのインデペンディエンテ・メデリンのMFダニルソン・コルドバ(22)を獲得することが決定的だ。現時点で他の外国人はまだ調査を進めている段階。来季から始まる「アジア枠」は三上強化部長が視察した韓国のKリーグだけではなく、オーストラリアのAリーグの選手獲得も検討する。そうしてリストアップされた選手の中から、石崎氏が本命を選ぶ「石崎人事」が行われる可能性が高い。
石崎氏は大分、川崎Fなど5クラブで指揮を執り、今季で監督歴13年目の経験を持つ。97年山形でDFシジクレイ、03年川崎FでFWジュニーニョ、06年柏でMFディエゴなど能力ある助っ人獲得に携わった。札幌の残る外国人2選手は攻撃的選手とセンターバックが有力だ。
クラブは新監督招聘(しょうへい)と並行して外国人の獲得に動いていた。クラブは過去、監督の意向を尊重して外国人を獲得し、戦力にならないケースもあったため、クラブ主導で候補を探していた。ただ、石崎氏は今季限りで柏を退任するため交渉に障害はなく、早ければ12月上旬に正式発表される。残る外国人2人については、時間もあることから、石崎氏の意向が十分に取り入れられることになりそうだ。
[2008年11月30日11時1分 紙面から]
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