清水が、名古屋FWフローデ・ヨンセン(34)を獲得することが22日、分かった。この日までに合意に達し、近日中に発表される見通し。既に今季限りでの退団が決まっていたヨンセンは、来季もJ1でのプレーを希望。一方清水は西沢、アウレリオに続き、この日は戸田の退団を発表し、FW3選手がチームを去ることから、大型FWの補強が重要課題となっていた。

 元ノルウェー代表のヨンセンは06年7月下旬に名古屋に加入し、今季まで3年連続2ケタ得点をマークするなど、J1屈指の外国人FWとして活躍。今季も名古屋の攻撃をけん引し、リーグ最終節まで優勝を争い、クラブ史上初のACL出場権獲得に貢献した。

 清水は今季、ナビスコ杯決勝で大分に完封負けを喫し、12年ぶりの優勝を逃した。リーグ戦では5位で終わり、ACL出場権獲得はならなかった。コンスタントに結果を出し続けてきた助っ人の加入で、ひとつのメドが立った形だ。