鹿島の新人FW大迫勇也(18)が、クラブが誇るFW陣の伝統を引き継ぐ。26日、カシマスタジアムでの新入団発表会見に出席。これまでの鹿島には「主力FW→代表入り」という図式があるだけに「甘くないと思うけど、頑張りたいと思う」と意気込んだ。

 過去には黒崎、長谷川や柳沢、現在は興梠、田代らが代表に選ばれた。「まずは体力づくり。早く試合に出られるように頑張りたいと思う」と慎重だが、バルセロナFWアンリを将来像とする大迫が王者鹿島で出場機会を得れば、間違いなく代表に近づく。

 クラブ史上初めてスタジアムを使用した新入団会見には100人の報道陣が詰めかけた。背番号「34」となった大迫はアディダス社から用具提供を受けることも決定し「早く戦力になれるように頑張る」と話し、軽い調整練習に参加した。