J1清水DF青山直晃(22)が、「ぶっつけ本番」で開幕(3月8日、大宮戦)を目指す。21日のプレシーズンマッチ(磐田戦)で、相手選手と接触し負傷交代。精密検査の結果、左足首ねんざと診断された。回復に向け超音波などで治療中だが、負傷から6日が経過した27日も別メニューで調整した。

 この日からはランニングシューズからスパイクに履き替え、ランニングとボールを使った軽めのトレーニングも開始。練習後「そんなに、ひどい痛みがあるわけじゃない」としながらも「まだ左足に体重を全部かけるのは難しい」と患部の現状を説明した。

 28日は新潟と非公開の練習試合が組まれ、長谷川監督は「練習試合は難しい」と出場回避を明言した。過去3年は開幕スタメンで出場しているが、最終テストなく本番を迎えそうだ。【為田聡史】