G大阪の「磐田キラー」新2トップが、初の先発そろい踏みを果たす。G大阪は12日、14日のリーグ・ホーム開幕磐田戦(万博)に向け非公開で調整。西野朗監督(53)は右ひざ炎症の影響で公式戦2試合はベンチスタートだったチョ・ジェジン(27)について「スタートから使うことを考えている」と明かした。これでレアンドロと合わせ、期待の新戦力FWの先発2トップが実現しそうだ。

 過去のデータも後押しする。チョは6戦5発、レアンドロは4戦4発と磐田戦に相性がいい。チョは「清水の時は、磐田は同じ静岡同士ということもあり、特別な相手だった」。公式戦2戦連発中のレアンドロも「川口選手のような素晴らしいGKからゴールを決めてみせる」と力強く宣言した。互いに簡単な日本語を使いながらコンビの熟成を図る新2トップが爆発すれば、2年ぶりのリーグ開幕2連勝が見えてくる。【奈島宏樹】