J1磐田のMF山本康裕(19)が「ユース代表対決」を制して、チームを連敗脱出に導く。18日、大久保グラウンドでの練習で、主力組では最年少の山本康を中心に布陣が組まれた。紅白戦では、前半はMFロドリゴと、後半はDF那須とダブルボランチを形成。今季始動から、顔ぶれがめまぐるしく変わる中、中盤の軸として選ばれ続けている。「相方が代わっても、頭で考えすぎず、自然と体が動けばいいプレーができる」と意に介さない。
次節21日に対戦する浦和には、自身と同じく高校2年時にJデビューを果たしたFW原口元気(17)がいる。原口とは、昨年11月のU-19日本代表でともにプレー。ともに次節先発が濃厚で、マッチアップする可能性もある。「とにかく速い。スピードに乗ったら止められない。でも、トラップした瞬間にスキができることがある。そこを狙いたい」と、原口対策を口にした。
山本康には、2つ年上の意地がある。ともにピッチに立った10月のアジアユース初戦イエメン戦では、気の緩んだプレーを連発していた原口を一喝したという。「ダラダラしていたから言った。もともとそういうスタイルなのかもしれないが…」。若手ホープ対決でも後輩を封じ、威厳を保つ。【栗田成芳】



