ラモス瑠偉氏(52)が、東京Vに契約交渉をすっぽかされた。常務取締役を退任した同氏は16日、東京・稲城市のクラブハウスで、小湊義房社長と今後のアドバイザー契約について交渉する予定だった。だがラモス氏が、あと5分ほどで到着する段階になり、同社長から電話で「Jリーグに呼ばれたから時間がない」とドタキャンされた。約1時間かけて車を走らせて来たラモス氏は、社長と会うこともできず「クラブの今後について話したかったが…。早めに言ってくれれば予定変更もできたのに」と、あきれていた。

 Jリーグによれば、小湊社長との会談日時は前日15日までに決まっていたという。しかも同社長とラモス氏は、前日の鳥栖戦(味スタ)で顔を合わせており、前もって予定を変更する機会はあった。8日の初交渉の際には「ラモスさんは日本サッカー界の宝」と持ち上げていた同社長だが、あまりに不誠実な対応だった。ラモス氏は「来週また来る。今度いなかったら承知しない」と怒りを抑え、クラブハウスを後にした。【飯島智則】