コンサドーレ札幌の石崎信弘監督(51)が5日、札幌市内で行われたトークショーに出演し、敗戦後のサポーターの視線に脅威を感じていることを明かした。チームはここ6試合未勝利と結果が出ないだけに石崎監督は「最近は試合が終わったときに鋭い指摘がくる。だからなるべくスタンドは見ないようにしている」と複雑な心境を吐露した。

 4日の水戸戦でも完封負けを喫し、試合終了後は拍手とブーイングが入り交じる不穏な空気が漂った。このまま煮え切らない試合が続けば、どこでサポーターが暴発するか分からない。指揮官は後半戦へ向け「とにかく次の愛媛戦(8日)から連勝して期待に応えないと」と危機感を募らせていた。