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大分勝った浦和破り連敗14で止めた/J1

決勝弾を決めた大分DF深谷(右)は歓喜の雄たけび。左はDF森重
決勝弾を決めた大分DF深谷(右)は歓喜の雄たけび。左はDF森重

<J1:大分1-0浦和>◇第18節◇18日◇九石ド

 最下位の大分がホームで浦和に1-0で勝ち、連敗を14で止めた。ポポビッチ新監督(42)の意向を受けた強化担当の松山博明氏が暫定的に指揮。後半37分にDF深谷友基(26)が先制点を挙げ、ナビスコ杯を含めて公式戦20試合ぶりの無失点で、約4カ月ぶりの勝利を収めた。

 連敗を14で止める試合終了の笛が鳴った瞬間、大分イレブンは歓喜にひれ伏した。シャムスカ前監督を解任して初の試合に臨んだ試合で、ホームでは相性のいい2位の浦和を撃破し、3月14日京都戦以来の勝ち点3。指揮を執った松山強化担当は「この勝利はいままで支えてくれたシャムスカにささげたい。(後任の)ポポビッチにもいい形でバトンタッチできた」と興奮気味に話した。

 0-0の後半37分。負傷で出遅れ、リーグ戦今季初先発したDF深谷が左CKに後ろから走り込んでヘッドで押し込んだ。決勝ゴールに「連敗中、チームのために何もできずはがゆかった。チャンスをものにできて良かった。大事な試合で強い気持ちを持って臨めたからだと思う」と声を弾ませた。攻撃と同時に守備でも貢献し、ナビスコ杯を含めて公式戦20試合ぶりの無失点。深谷の復帰で昨季の堅守を支えた3バックが戻った。その中央を守る森重は「深谷さんが戻り、今季で一番やりやすかった」と手応えを口にした。

 ポポビッチ新監督が15日に来日し、システムが3-6-1に変わった。守備が安定し攻撃にリズムが出て、1トップのFW高松、MF金崎と家長が連係し攻め上がる場面が増えた。15日から練習に合流した新加入のフェルナンジーニョは、高松と交代で登場し、出場2分後に左CKでゴールをおぜん立てした。

 4月4日の浦和戦から始まった連敗だった。シャムスカ前監督が05年シーズン途中で就任し、J2降格間際のチームを立て直した初陣も浦和戦。新監督が指揮する次節からは戦い方も変わり、新しい戦術に適応できるかは未知数。それでも深谷は「ようやくスタートラインに立った。J1残留へ向け戦う」と大逆転の残留へ向け意気込んだ。

 [2009年7月19日8時17分 紙面から]


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