磐田MFジウシーニョ(25)が右ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂と半月板損傷と診断され、今季絶望になったことが29日、分かった。この日、柳下監督が「今季はもう厳しい。(全治)9カ月くらいかかるのではないか」と話した。前節横浜戦(26日)で負傷し、27日に浜松市内の病院で精密検査を受けていた。

 ジウシーニョは今季開幕3戦連発と活躍。韓国代表FWイ・グノが加入後は左MFとして機能していたが、横浜戦の前半16分にMF狩野の足の裏が右ひざを直撃して倒れた。治療後に1度はピッチに戻ったが、直後に悪化させて交代。柳下監督は「(狩野が)ファウルにならないのはおかしい」と話し、抗議文とVTRをJリーグに提出する。