左足首の遊離軟骨で別メニュー調整中の札幌MF西大伍(22)が、完治を目指し、来月にも軟骨除去手術を受けることが濃厚となった。27日にランニングを開始したが、28日はチーム練習には参加せず、筋力トレーニングなど別メニュー調整となった。佐川和寛トレーナー(33)は手術について「ドクターと検討しており、週明けには正式に結論を出したい」と実施の方向にある旨を口にした。

 チームの目標でもあるJ1昇格もなくなり、西自身も「治すなら早いほうがいい」と早期手術を望んでいる。リハビリに必要な期間は2カ月と想定されており、来月上旬に手術を受けた場合、1月中旬を予定している来季始動時には、チームに合流できる。石崎監督も「痛いうちは動かさない方がいい」と回復最優先に考えているだけに、今季出場は断念し、手術に踏み切る可能性は高い。