川崎FのDF寺田周平(34)が、29日のサテライトリーグ千葉戦で、9月10日に右股(こ)関節を痛めて以来の実戦復帰を果たした。「1対1の局面を増やし、今の自分の状態を計りたいから」(寺田)と、志願してセンターバックで先発し、後方からの冷静な指示や両サイドに散らす正確なパスで健在ぶりをアピール。45分間プレーし「ケガはまったく問題ない。怖さもなかった。1歩進めてホッとした」と話した。試合も1-0で完封勝ちした。

 11月3日のナビスコ杯決勝・東京戦(国立)については「休みが長かった分、感覚が戻っていない。あと数日でどう戻すかが大事」と慎重な姿勢を見せた。それでも189センチの長身と堅実な守備が持ち味だけに、接戦のまま後半に突入した場合など、攻守において「スーパーサブ」として貴重な戦力となる。関塚監督も「順調に来ている。あとは本人の自信」と期待した。