<天皇杯:明大3-0山形>◇10月31日◇3回戦◇NDスタ

 J1山形が明大(東京)に大敗した。

 迎え撃つはずだった山形が、何もできずに明大に完敗した。前半27分にまさかの先制点を献上すると、歯車が狂う。カウンター攻撃をくらい、終了5分前にダメを押される3失点目。サポーターの「気合を入れろ!」の大合唱に促され猛攻を見せるが、決定機を作れず。ほぼ主力の山形が、ガックリ肩を落とした。

 J1残留争いの疲れも出たのか、総じて動きが重かった。小林監督は「1点目でパニックになり、体が重くなった。リーグを目いっぱいやって疲れがあったかも知れない。でもメンバーを変えることはできなかった」と悔やむ。ステップアップするために、1つでもJ1との試合を増やそうと天皇杯も主力で臨んだが、強化プランはもろくも崩れた。

 宮沢主将も「なめてかかった選手はいない。でも、前半も後半もそう見られても仕方のない入り方をした」とサポーターに謝罪する一方、こう続けた。「しっかり復習し、積み上げて次に臨む」。J1クラブが、大学生に初めて負けたという屈辱を無駄にしない-。クラブの大目標「J1残留」をしっかり手にするためにも、8日鹿島戦への切り替えはもちろん、修正に力を注ぐ。【山崎安昭】