川崎Fの武田信平社長(59)は4日、前日3日のナビスコ杯表彰式での川崎Fの態度について鬼武健二チェアマン(70)に謝罪した後「Jリーグの各クラブ、選手の品位をおとしめる行為をした。大変申し訳なかった」と話した。スポンサーのナビスコ社にも迷惑をかけたとし「近く(鬼武)チェアマンと一緒に謝りに行きたい」。また、日本協会の川淵名誉会長や対戦相手の東京にも、謝罪に出向く意向を明らかにした。

 鬼武チェアマンからは強く改善を指示された。「明日(5日)の練習前に選手には話をする」と明言。敗退ショックの選手を擁護する声もあったが「同情の余地はない。ふてくされた態度をとるのでなく、悔しさはプレーにぶつけるべき」と反省を込めて話した。また、この日午後にはクラブの公式HPに社長名で「おわび」が掲載された。