J1磐田DF茶野隆行(32)が、警告を恐れぬ不変のスタイルをつらぬく。4日の練習では、いつもと変わらず球際で激しくプレー。前節名古屋戦で累積3枚目となる警告を受けた。次節新潟戦(8日・ヤマハ)でもう1枚受ければ出場停止になる。通算2度目の出場停止の場合は「2試合」で、最終節神戸戦(12月5日)まで出られない。それでも茶野は「やり方を変えるつもりはない。激しくいく」と言い切った。

 ここまでリーグ通算出場試合数は歴代18位の348。節目の350まで2試合に迫った。もし出場停止となれば、約1カ月のブランクの後にも出場できる保証はない。記録達成は来季に持ち越しとなるかもしれない。しかし「そんな不安はない。激しくいかなければ、自分が自分ではなくなってしまう」。持ち味を出し切り、チームに貢献する覚悟だ。【栗田成芳】