4季ぶりのJ1復帰を決めたC大阪のMF香川真司(20)が右足甲を疲労骨折していたことが13日、分かった。クラブ側は「右足小指痛」と説明していたが、関係者が「9月に受けたMRI検査ではレントゲンにうっすらと線が入っていた。疲労骨折」と明かした。ただ、昇格決定後の11日に受けた経過観察では、順調な回復が見られたという。

 この日から練習が再開され、香川もフルメニューをこなした。J1昇格が決まったため、残り試合を欠場して患部を手術する予定だったが、本人は次節22日仙台戦(ユアスタ)の出場を熱望。「気持ちが変わった。手術は仙台戦後になると思う」。神戸出身だが、中学1年から高校2年まで仙台で過ごし、仙台戦に友人や恩師ら約100人を招待する。オランダ1部のVVV、東京、浦和から正式オファーを受けC大阪からも強く慰留されているが、まずは仙台戦に集中する。