Jリーグから最大6億円に及ぶ融資が決定した大分の編成トップ、大分原靖強化部長(42)が18日、悲鳴を上げた。「動きようがなく何も手がつけられない」とお手上げだ。選手補強やリストラなど来季編成に着手すべき時期にもかかわらず、資金繰りの急激な悪化で現在Jリーグに提出する再建計画書等を作成している段階。来季予算編成どころではなく、身動きが取れなくなっている。しかも、来季強化費は今季の半分以下の4億~5億円になる見通し。目標の“J1即復帰”に向け、早くも暗礁に乗り上げている。