鹿島が、京都の韓国代表DF李正秀(29)を完全移籍で獲得することが決定的になった。5日、クラブ幹部が明かした。既に正式オファーを出しており、順調に交渉も進展。近日中にサインに至る見込みだ。李は185センチの高さに加え、速さ、足もとの技術も併せ持つ。センターバック(CB)に加え、両サイドバックもこなす万能型DFだ。鹿島は来季、リーグ4連覇とアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でのアジア制覇を狙うだけに、昨季や今季同様に多くの試合をこなす必要がある。そのため、DF岩政、伊野波、大岩らハイレベルなCB陣にさらなる厚みを加える必要があった。また、新潟DFジウトン(20)の獲得も濃厚となった。