浦和が、今季限りで契約が満了するDF田中マルクス闘莉王(28)に、クラブとして契約延長の意思がない「0円提示」を通達することが6日、分かった。7月下旬に提示していた固定給と出場給を合わせた年間1億5000万円(推定)の2年契約を撤回。戦力外選手として、近日中に闘莉王側へ通達する。12月1日に橋本社長と本人が直接会談した際、フィンケ体制2年目の来季も世代交代を進めるクラブの方針に対し、闘莉王も退団の意思を伝えていた。浦和は既にセンターバックの新戦力をリストアップしており、本格的に補強に動く構えだ。