鹿島に来季入団することが内定したU-17W杯日本代表MF柴崎岳(17=青森山田高)が1月31日、茨城県鹿嶋市内で鹿島の練習に初参加した。8日までチームに帯同するが、大型新人として昨季騒がれたFW大迫勇也(19)から「完全バックアップ」を約束された。

 30日夜に選手寮に入り、この日の初練習はフィジカル中心。それでも「自分が望んだもの。少しでも自分を高めたい」と意気込んだ。期待の若手に対し、大迫は「世話します。僕は先輩ですから」と。チームのしきたりや後輩の仕事の伝授を約束した。「みんな優しい人ばかりなので、いい関係を築きたい」と話した柴崎。2月1日から8日まで参加する宮崎合宿で周囲の補佐を得て「鹿島流」を吸収する。