日本協会の犬飼基昭会長(67)が、日本代表チームの態度に注文をつけた。17日、さいたま市内のホテルで行われた経営者セミナーで講演した。指導、教育という話題に及んだとき、同会長は「先日の東アジア選手権の表彰式で、だらしなくダラダラ立っているのが日本だった。プレーもだらしないけど、態度もだらしなかった。会長として情けない。ああいうところを直さないと世界では戦えない」と、厳しい評価をした。14日の韓国戦で敗れた直後のシーンを指す。

 続けて「一体だれに文句を言えばいいのか」と嘆いたことに対し、参加者から「会長自ら指導し、恥ずかしくないようにしてW杯へ送り出してほしい」と意見が出た。講演後、犬飼会長は「まず原(強化担当技術委員長)に言う。ちゃんと立っていたのは中沢ぐらいだった」と、対応していくことを明言した。

 昨年も、ナビスコ杯決勝の表彰式でふてくされた態度をみせた準優勝の川崎Fの選手を批判していた。「そういう態度は(試合内容と)リンクしていますよ。全部つながっている」。この日の朝、同会長は早起きして欧州CLをテレビ観戦したという。「試合後の態度も素晴らしい。寝ぼけ眼にもすがすがしかった。そういうものでしょう」。立て直しを目指す日本代表に、根本的なところからカツを入れた。【飯島智則】